自分に向いていることを知る


私という人生を
30年やってきて
気づいたことがある。

どうやら私は
文章を書く仕事が
向いているみたいだ。

全くの想定外。

将来は
絵を描く仕事に
つきたかったし

20代は絶対
スタイリストになる
って決めて邁進してたし

好きなのも漫画だから
本はあんまり読まない。

そんな自分が
ライターという仕事を
選ぶこと自体不思議だった。

けれどある日
突然降ってきた
ライターやりませんか?
という話。

それまでやったことも
想像したこともなかった。
でもやってみたくなった
ので、受けることにした。

実際書いてみて
書いた記事を
たくさんの人が読んで
なんらかしらの反応があって

そういう文章を通して
知らない人と交わせる
無言のやり取りみたいなのが
想像以上に楽しかった

...し、周りも喜んでくれた。

ふむふむ
何でだろう?
書くの、楽しい。
だから書く。

そうして1年くらい
経つと、周りから言われる。

「よくそんなに書けるね」
「書き出しにつまづかないの?」
「どうやってネタ探すの?」

と、言われるようになる。

自分にとって
その辺りはあんまり苦ではない。
ネタ探すも、書き出し考えるも。

気づけば
月60本くらいの記事を
安定して書くようになった。

一緒に書いていた
ライター達は気づけば
書くのをやめていた。

そこで始めて
自分にとって苦しくなく
やれるこの仕事が

いかに
向いているのかを知る。

実は割と
どこの媒体で
何を題材にしても

それなりに
数値の伸びる記事が書ける。

恐らく
人よりほんの少し
人の考えを読み取る力が
あるのかもしれない。

何故、男は浮気するのか。
何故、その服は流行するのか。

行動として
見えている結果に
ひもづく

他人の心理を
相手と同じ目線で
考えられるのかもしれない。

いわば、この洞察力と
もし、自分があの人と
全く同じ立場なら...
という置換で分析する。

多分これが
ライターに向いている
大きな要因なのだろう。

だけど
向いているのからとて
このままじゃいけない。

キュレーションメディアの
信憑性が問われて

ライター一人一人の
質が問われる時代。

価値のあるものを
生み出していかなくちゃ。

ただ書くのでもダメ。
一心不乱に考えて書く。
書くのに加えて作る。

そうして
数あるライターの
一人ではなく

どこを探しても
アナタみたいな人は
そうそういない。

と、言われるまでの
実力やアイデンテティを
打ち出さなくてはと思う。

絵をかく才能はなくても
逸脱したセンスがなくても
文章を書く能力があるなら
大丈夫。

その全てを織り交ぜた
独自ブランドを
しっかり構築しなくては。

ふと、立ち止まって
自分を振り返ってみました。

みなさんは
私はこれが向いている。
自信を持っていえる
何かを持っていますか?

Sumi Yuko Official Site

ファッションスタイリスト・ライターのオフィシャルサイト

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