起業家コミュニティで学んだこと。
こんにちは、sumiです。
私は2012年から
「好きなことで仕事をする」
ということをテーマに
ずっと奔走してきました。
その渦中で
出会った人から
色々な刺激を受けて
自分の糧にしてきました。
みなさんのおかげです、ハイ。
本当に出会ってくれて
ありがとうございます。
中でもね
短い期間だったらけれど
とても濃密な時間を過ごした
あるコミュニティがありました。
それが
「起業家コミュニティ」
私と同じように
・好きを仕事にしたい
・自由な生き方をしたい
そう思って脱サラを目指す人たちが
どうやって自分のビジネスを作ろうか。
マーケティングとは何か?などという
いわゆる経営を始めるための
社会人サークルのようなものです。
あらゆるセミナーに参加したり
自分でイベントを開催してみたり
失敗を繰り返しながら
仕事をするって何かってことを
この身をもって体験していくのです。
周りから様々な知恵をもらったり
自分にはないスキルをもっている人に
助けてもらったり。
(例えばwebサイトを作ってもらうとかね)
そうやって同じ目線で
物事を考える人と、毎日会って
話をして、何かに挑戦して、失敗して。
そうするとね
すごく濃密な時間になるんです。
で、自分が生き生きしているような
そんな気持ちになって
「私の生きる場所はココなんだ!」
なんて勝手に思って腑に落ちて
時に涙を流して...。
完全にコミュニティにいることに
酔ってます(笑)
だけど、私はこの
起業家コミュニティに参加して
たくさんのことを学んだけれど
結果的にコミュニティに入る間は
ほとんど稼げず
起業どころか
限りなくニートに近い毎日を
淡々と過ごしていました。
情けなかったです。
口では大きなこと言ってるけど
現実は、周りの同世代の友人よりも
ずっと小さくて何もできない存在。
バカみたいですよね。
全財産500円だったこともあります。
ほんとバカ。
結局、稼げないから
バイトを始めて...。
でも当時の私にとって
バイトをしている自分は仮の姿。
この起業家コミュニティの仲間と
将来すごいビジネスを起こすんだ!
そう思うことが
私にとっての唯一の誇り。
なけなしのプライドだった。
だからバイト人生から
脱却した後もしばらくは
この汚点時代の話はせず
とにかく隠してました。
情けない自分を認めることが
とても怖かったから。
そんな私がバイトも軌道に乗って
なんとか電車代にも困らないくらい(笑)
お金に余裕ができてくると
友達が一つの仕事をくれました。
それが「ライター」でした。
書く仕事はもともとしたかったので
二つ返事で受けてやってみたら
これが軌道に乗って
ライターで稼げるようになると
スタイリストとしての仕事も
入るようになって
おかげで
20代の内にバイト人生から脱却。
あの時仕事をくれた友達には
感謝してもしきれない。
彼女が将来何かあった時
全力で力になれたらと思う。
また、ちょっと長くなってしまったんですけど。
結局、起業家コミュニティに行ったからって
別にすぐ稼げるようになりません。
ノウハウがあっても
行動力が伴わなければできないし
行動力があっても
あなたに魅力がなければ
その商品はうれません。
あなたに魅力があっても
商品に需要と供給がなければ
ほんっとうに売れません。
起業家コミュニティに入って
本当に良かったことは
自分が世の中で
どの程度の価値があるのかを知れたこと。
それと人を見る目が養われたこと。
あのね、起業家コミュニティって
密な関係で、仲間を同志と呼び合ったり
常に一緒につるんでるイメージありません?
だけど、心から本当に自分を心配し
自分を助けてくれる人間は100人に1人いるかいないか
そんくらいだと思う。
あんなに熱く語り合った友達たちは
今ではもう一切連絡も取らない。
よくよく思えばお互いに
利害関係が一致しているから一緒にいる
それだけの寂しい関係だった。
自分が変われば、付き合う人も変わる。
古い友人を捨てて、新しい志を持つ友人を作れ。
とか言われることあったとしたら
それ、ウソだから。
古い友人だって大切なんだよ。
ビジネス視点で話ができるか
どうかが全てじゃない。
私に対する愛情レベルで言えば
ずっと昔から仲良くしている友達の方が
ずっと私を愛してくれていました。
だから、本当に自分が一緒にいて
心地の良い関係かどうかは
ビジネスが分かる分からない関係なしに
自分の目で見極めてください。
私はその見る目を養うために
起業家コミュニティと
ご縁があったのだと確信しています。
で、起業家コミュニティにいたおかげで
自分にとって最高の友達と言える人にも
何人にも出会った。
直接コミュニティにいた人というより
コミュニティにいたつながりの繋がりで
知り合った人とかね。
起業家コミュニティって
確かに同じ目標を持つ人に出会える。
でもそれが全てじゃない。
盲目的になることが正しいことじゃない。
常に正しいのは自分にとっての
是か非かを見極められることなんです。
人でも物でも、ビジネスでも。
もし今後、皆さんが
そういう人に出会う
そういう場所に入る
っていうことがあったら
是非、このことを思い出してください。
起業家と語るだけでは起業家にはなれない。
ビジネスは誰かに教えてもらうものではない。
出会いの良し悪し、人の善悪を見極められるようにならなくてはいけない。
この3つ、本当に大切です。
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