人生に恋をする。
私たちは“不足”を恐れる。
これが足りない。あれがいまいち。
あとは〇〇さえあれば完璧なのに...。
暖かい布団もあれば、美味しいご飯だって食べられる。
何も心配をすることのない健康な体があり
なんでもない会話を楽しむ友人もいる。
税金を払うだけの財力があり。
嫌だと文句を言いながらも、あなたを必要としている会社がある。
だのに。
私たちは自分の人生にいつも“不足”を感じている。
もっと拡散力のある人物になったら。
有名な人になったら。
美しいひとを恋人にできたら。
自由な時間が手に入ったら。
そう思っている間はきっと、手に入らない。
だってあなたは今、“ない”ものにばかり目を向けているから。
本当はあなたの人生って
もう、すでに今この瞬間でさえも
エキサイティングでドラマチックで。
きっと美しい映画のようではないのか。
自分の人生に恋をしているだろうか。
今日をドラマの1話に例えるとしたら?
どんな日だっただろうか。
明日何が起きるんだろう?
そう思いながら眠る幸せを知っているだろうか。
私は、私の人生に恋をしている。
好きな場所に行けて、好きな人生を今から彩ることができる。
なんでもない、つまらない今日だった。
なんて思えるほど、私たちに残された時間はそう多くないのだ。
人生に恋をしよう。
さすれば、普通の日常でさえ幸せで愛しいものとなる。
0コメント