ファッションリテラシーの低さがアパレル業界を低迷させる


こんにちは、sumiです。

昨夜は深夜帯にWEBメディアの今後について

私個人の勝手な意見をお伝えしました。

そこで私自身も一ライターとしての在り方を見直さなければ。


そう感じ、さらに有益な情報をキャッチする行動力と

ネット上にある表面的な記事にならないような企画案を見直しています。

とはいえ、お堅い記事ばかりじゃ皆さんつまらないんですよね。


そのバランスをはかる作業、

分かりやすい解釈だけど、本当に参考になるもの。

さじ加減がすごく難しいですね〜、ほんと。


…と前回の記事についてまだ尾を引いてます(笑)


さて、そこで私は今一度原点に戻るべく。

スタイリストとしての有益な情報を配信していくことに注力します。


ところで、最近、こんな話しを耳にしませんか?


ファストファッションが増え、

アパレル業界全体が低価格競争に陥り、この業界はもうダメだ。


日本のアパレル業界の将来そのものがダメ。

だから販売員に就職するのは将来危険。…て。


そーんなこと言ってる人達の

ファッションリテラシーはさぞや高く

ファストファッションを一切利用せず、

確かなブランドに身を包んでいることでしょうね。


こんな風に分かった風な口をきいていながら

外資系ブランドばかりを好き好んで買っていては

日本のアパレル業界が更に傾いて行くのですよ。


私は、ファストファッションはあるべき存在だと考えます。

おかげで10年以上前よりもセンスの高い人達が増えました。

素晴らしいことです。


しかし、どうでしょうか。

周りを見渡してもマジで同じ人ばっかり。

ベルトコンベアーに並ぶ商品のように

どこかで見た服、スタイル、メイク。

石原さとみちゃんが着ているから買った...などなど。


個人の自由ですが個人的な感想としては

ファッションリテラシーは20年前よりも低くなったように思います。


高いお金を出して、このブランドがどうしても欲しい…!

そう思う人が格段に減ってきているのですよね。

この点に関しては、消費者にファッションリテラシーの教育をせず

ドメスティックブランド育成を積極的にせず、

目先の利益に飛びついたアパレル企業があったことは確かです。


そして他社がここだけ安くしているならウチも…

という残念な競争結果によってアパレルの単価が低くなっています。


これじゃダメだって思うアパレル企業、ブランドが立ち上がって

消費者のファッションリテラシーを高めなくてはなりません。

他の人とおんなじなんてイヤよ、私が身につけるものは私らしさが欲しい。


〇〇のブランドは〇〇がウリで、ここのポイントに強い魅力があるの。

だから私は一生〇〇のブランドを使い続けるわ。

私はそういう人達がもっと増えれば良いと思うんです。


人が服を着ている限り

アパレル業界の将来がダメになることなんてありません。

ファストファッションが勢力をあげていますが

5年後、10年後はきっともっと変化しているはず。


ファストファッションがあってもいい。

でも、それだけじゃないたくさんのブランドの個性があっていい。

私達、消費者一人一人がそれを理解して、選んで、買ってもらいたいなぁ。


もっと言えば、日本人の若手デザイナーに目を向けて欲しい。

本当に本当に素晴らしい服を彼らはつくっているのだから。


….ということを今後WEBメディアを通して

何とか上手く発信していきたい今日この頃。

いや、既存のメディアではなく、何か自分でつくれないかなー。


うーん。。。

なんて考えていたらもう16時過ぎてしまった…。

自己満足な記事をここまで読んでくださった方、

本当にありがとうございます。





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