光りと影・陰と陽


BONNIE PINKの

「鐘を鳴らして」が好きだ


サビの一節である

「光りは影の、影は光りの果てまでついていくのだろう」


切ない声に乗せて

歌われたこの一節に

忘れられない衝撃が走った


この一節こそ

この世の真理だと思う


太陽と月

男と女

光りと影

富と貧しさ


この世の全ては

対極的なもので

出来ている


自分の光りとなる部分

そして、影となる部分


美しい人の中に潜む醜さ

醜い人の中に隠された美しさ

どちらも切っても切れない


光りを追い求めても

自分の中に確かな影はある

だから影をみないで生きることは出来ない


反対に影ばかりの人生においても

光りは必ずそこにある


いつも

常に

どんなことでも

光りと影は

二つで一つ


太陽と月も

男と女も

富も貧しさも


どちらかに偏っては

この世は成り立たない


だから光りと影の

バランスをとって

人は生きていくのだ


驕ってはならない

腐ってもいけない


常に中立的に

ニュートラルに

中庸であれ


鐘を鳴らしてを

聴いてからずっと

これが、私の課題になっとります。



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