30歳を過ぎたらやめるべきこと
年齢によって、していいこと・悪いことがある。......というと、なんだか息苦しくも感じるがそれでも事実、“ある年齢”をすぎてやってしまうと周りから「みっともない」「痛々しい」と思われるような事柄も少なくない。
わかりやすい例で言えば、ティーンが利用するようなファッションランドでティーンと同じような着こなしを30歳を超えてもするような人を、“若作り”と思うのが大半であろう。
まぁ、スタイリストがこういっちゃなんだけど、ファッションにおいては直接的にだれかに迷惑をかけていないから好きにすればいい。ほんと、服は好きに着たらいい。
さて、30歳を過ぎたらやめるべきこと。
皆さんは何か思いつくことはあるだろうか?
私はまだ30代を2年しか過ごしていないのだが、それでも30代を過ぎて出会う人や付き合う人が大きく変化したことで1つ、今すぐやめようと思ったことがある。
それは、人に対する「否定」だ。
人の考え、生き方、趣味、仕事、ステイタス、ルックス、諸々。その人を形成するあらゆるものを、何人たりとも否定してはいけないと思った。というより、私にその人を否定する権利など一つもないじゃないか。どこから目線で否定できようか。
なのに、30歳をすぎると生き方が形成されてくるせいか多くの人は自分の価値観ファーストになってむやみやたら否定する人が本当に多いなと感じる。しかも、ご本人は自分が相手を否定していることに気づかなんだ。彼らは決まってこう言うか、こう思っている。
ー人生の先輩として、後輩であるあなたに教えてあげようー
これが難しいことに最初は、きっと彼らも自分が経験して苦労したことや良くないと思った学びをただただ、純粋に後輩に伝えようと思っただけなんだろう。しかし、こうしたご本人曰くありがたーい進言が毎度のごとく続いたり、果ては後輩の意見そのものを否定したりするようになる。これをなんと言われるか知っているだろうか。「老害」と揶揄されてしまうんだ。辛い。何せ経験を積んでいるだけに、若気の至りと言われる以上に辛いものがある。
もちろん、私も自分より年下・年上・同年代にかかわらず目の前の相手に対して「んんっ?」と思うことは10回や20回いや、50回...うーん100回くらいある。つい言いたくなる。
「ちーがーうーだーろー!!!!」と
でも、いっちゃダメなんだ。いっていい場合もあるかもしれない。けど、それは私の中でもうその人との関係を切ってもいいと思ったときだけにしている。関係性を築いていきたいと思うなら、仕事でもプライベートでも接する目の前の相手の意見を尊重し、感謝し、受け入れる心の余裕を持っておきたいものだ。
どうしても納得がいかないなら、たまに愚痴ればいい。愚痴らないことが美徳とも思わない。愚痴ることを受容してくれる相手がいるならそれに甘えて助けてもらえばいいのだから。ただ、目の前の相手を否定するということはあなたもまた誰かに否定されるということを忘れてはならない。とくに自分の立場が偉くなればなるほど、自分がスゴイと勘違いを起こしてしまうから。
意外と......いや意外でもないが、年が下の子のほうが柔軟で良い意見を持っている場合もある。自分の経験則で判断する前に一旦受け入れてみることこそが30代以降で求められる在り方なのではないだろうか。
ま。毎回できるかどうかは、んー...
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