状況を見極められない愚かさは捨てよ。



馬鹿であるよりも

愚かであることは

人として恥ずべきことだと

私はいつもそう感じている。


馬鹿は知識の問題であるのに対し

愚かさは人間性の問題だからだ。


馬鹿は経験値を増やせば改善できるが

愚かさは自分の中にある根本的な未熟さに

気付けていないと容易に改善できない。


その愚かさの最たるものが

「状況を見極められない」という事象だ。


言い換えるならば

引き際を見極めるとか

攻め時を見定めるとか


アシタカ風に言えば

曇りなき眼で見定め、決める。

ってやつだ。


それが出来るようになるには

自分の感情は二の次にしなければいけない。


本当はこうしたい。

本当はこう言いたい。


そういう思いを一旦しまい込み

その場において自分が次に取るべき行動や言動は

何がふさわしいのかを瞬時に判断していくのだ。

私はそういう賢さを持てるような人になりたい。


例えば誰かから嫌われたという事実を知ったとする。

あなたはその事実に対してどう対処するだろうか。


ケースバイケースによって対処法は違うだろうが

嫌われたという、悲しい出来事に感情が揺れ動いて

自らを愚かな行為(相手の悪口を言ったり、意地悪をするなど)

そういうことをする人間にはなりたくないよね。


嫌われたという事実をありのままに受け止め

その上で、自分が直すべきところがないか再確認し

和解できそうなら努力をするし、難しいなら諦める。


相手を必要以上に否定もせず

自分を卑下することもなく

心をニュートラルにして生きる。


今、この仕事、人間関係において

私が周りに求められていることはなんだろう。

私がすべき働きは何か。


その事実、状況の中から

私が学ぶべきことはなにか。

これらに目を背けてはいけない。


向き合い続けて乗り越えた分だけ

私は人として強く凛とした精神を手に入れることできる。

そんな気がするからね。


自分を可哀想がってる暇なんてないのよ。

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