愛し合うとは
愛とは、赦すこと。
愛し合うとは、話し合うこと。
愛とは、理解しようとする心。
愛とは、違いを認め合う優しさのこと。
人は誰もが完璧ではないから
いつも誰かに赦されたいと
心の底では願っている。
だがしかし。
赦すというのは決して
贖罪を背負わせたいために
行なうものではない。
赦されたということは決して
問題から逃げていい理由には
なり得ない。
一つの傷を分け合って
その土台の上で新しい道を作る。
そのために赦し、赦されるのだ。
愛し合うとは、そういうこと。
以下BONNIE PINKの「鐘を鳴らして」
から歌詞の一部を引用。
許した者と許された者は
同じ傷分け合って。
表と裏の悲しみはいつか
楽園で癒される。
(中略)
世界は白か黒 平和か争い
Heads or tails you and I
Light and dark ups and downs
その真ん中で僕たちは
いつか、出会い、手をつなぐだろうか
愛は決して分離した考えでは成立しない。
傷をつけた人も傷を受けた人も同じ分だけ
深く苦しんで、悔いている。
その受けた悲しみを互いに癒し
その善も悪もどちらでもない真ん中で
もう一度手を取り合えたなら。
そういう愛をテーマにした歌詞である。
人が人とわかり合うには互いに
この思いを忘れずにいることが
とても大切なのだと私は思う。
たとえ私が自分を赦せないくらい
醜く歪んだ行ないをしてしまったとしても
今と同じ気持ちでいられるように。
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