欅坂をもっと語りたい

こんにちはsumiです。

前回の記事で

欅坂のセンターである

平手友梨奈ちゃんについて

語りました。

からの黒い羊のPVが

公開されていたので

ファンより一足遅く視聴。

あっ。

もうアイドルじゃないわ。

このグループ。

と思ったので

さらに熱く

語らせてもらえませんかね。

2016年

2017年

2018年

2019年とちょっと

この辺りの期間はとくに

欅坂が激動した時期だと思う。

今もなおそうだけど。

多分、もっとも

アイドルらしからぬ

生身の感情を吐き出した

グループこそがまさに欅坂なんだと

確信しました。

というのも、先に伝えたように

欅坂は平手友梨奈というカリスマが

存在してこそのグループだったんですが

今回、黒い羊のPVでは

平手友梨奈＋その他大勢

ではもう既になくなっていた。

前も言ったけど

前作のアンビバレントから

他メンバーの変化が見られたわけだけど

それによりさらに成長し

完成度の高いパフォーマンスを

黒い羊で見せてもらったような気がする。

今だからできる表現だったんだと思う。

で、それはきっと欅坂のメンバー

一人ひとりに思うところがあって

良いこと悪いことすべてを

メンバーで向き合って

お互いのポジションを理解しあって

それぞれでできるパフォーマンスをしようと

表現力を高めあってきた結果として

あの完膚なきまでの

切なくも美しいPVを作りあげたんだと思う。

黒い羊はPVが公開される前に

音楽だけ先に視聴していたんだけど

正直、ごめん分かってなかったんだよね。

基本、ダークトーンで

暗めの音楽だったから

耳だけで聴くと

あっ闇感あるなって感じ。

あいみょん要素があるんだけど

あいみょんみたいなポップさがない曲調？

っていうの？

でもね。

あれはマジで

PVで観るべき曲だわ。

PVの物語性が高く

劇場型というかいわゆる

下北の小さな箱でやってる演劇を

観ているかのような気分だった。

映画というより劇。

黒い羊の曲の薄暗さに加え

アンダーグラウンドな世界観と

そこに潜む人の心の闇や

人間臭い汚い部分や、対する葛藤

そのすべてを受け入れて生きようとする

生臭くて温かい在り方

生きるって

そういうことなんだな。

って語らずして教えてくれた

そういうPVでした。

これさ、

アイドルの域をもう

超えてるじゃない。

これを表現できる

欅坂は本当にすごく尊敬する。

前回までは

というより黒い羊を観るまでは

平手友梨奈ちゃんの表現力や世界観に

ただ感動を覚えるばかりだったのですが

今回の新曲で

欅坂全体をアーティストとして

見るようになったんですね。

本人たちは今日に至るまで

たくさんの葛藤があったと思うけど

その葛藤があったから

黒い羊のような曲を

表現できたんだと思います。

これね。

こうなっていくほうが

本来珍しいんじゃないかと思うの。

そうなる前に

メンバーが抜けたり

（既に何人か抜けてるらしいんだけどごめんそこまで分かんない。にわかだから）

世界観を構築する前に

パフォーマーである女の子たちが

続けられなくなってしまうのよ。

でもね殻を破ったのかな。

過去のPVを一曲一曲追っていくと

かすかにそういう印象を感じるのよね。

（出た、また妄想）

もし運営の方針に

メンバーたちがついていけなくなって

要である平手友梨奈ちゃんが抜けたとしたら

多分、今回のPVを作ることはできなかったよね。

だからね、ほんと去年休んでくれてよかったと思う。

メンバーの心のケアが

一番大事よ、やっぱ。

（こうやってどんどんヲタ落ちする）

でね。

そういう売り方なのか

たまたまそうなったのかは

わからないけど

今まで芸能界って

そういう、裏側の闇や

いざこざって徹底して見せない風潮が

あったはずなんだけれど

欅坂はあえてそこを

曲の世界観で「あるがまま」に

見せているのではないかなと

そういう印象も受けました。

取り繕ったり

キレイなものをキレイなまま

見せて、嘘で塗り固めた生き方なんて

別にしなくたって良いよ。

っていうのを

彼女たちがそのまま見せてるのかな。

平手友梨奈ちゃんが徹底して

パフォーマンスの時以外も

徹底して無表情なのは

本人が望んでそうしてるのか

売り方的にそうしているのか

その本当のところはわからないけれどね。

でも、笑わないアイドルがいたって

良いと思うというか、それって

私からしたらすごくカッコイイなって

むしろ憧れるよね。

うん。

欅坂はもうね

アーティストだよ。

個人的に

エレカシの宮本さんみたいな

世界観の香りがする。

↑超個人的主観だけど。